育てたい作物たくさん!①アボカド🥑
どんな作物を育ててみようか?
いろいろな野菜や果物を思い浮かべて、夢を膨らませています。
さっそく、いくつかの作物を試作してみることにしました。
今日はその中の一つ、アボカドについてご紹介します。
私たちがアボカドに興味を持った理由・・・今日は2つご紹介します。
選んだ理由①美味しい!🥑
スーパーでアボカドを買って、よく食べます。
お気に入りの食べ方は、
「スライスしてから醤油をかけ、お刺身のようにして食べる」
というもの。
濃厚な風味と舌触りがマグロの「トロ」のようで、贅沢気分が味わえます。
オリーブオイルを垂らしても絶品です。
こんな美味しいアボカドを、自分で収穫できたら最高・・・と、想像しては腹の虫を鳴らしています。
食いしん坊まる出しですが、アボカドを選んだ理由その1です。
選んだ理由②国産アボカドの流通はわずか🥑
アボカドは日本国内でも人気があります。
その輸入量は年々増加していて、2020年には8万トン近くにのぼっています。*1
ところが、輸入品に対して、国産アボカドの生産数はごくわずかです。
なんと、日本で食べられるアボカドの実に99%は輸入品だそうです。
スーパーで購入できるアボカドも、ほとんどが輸入品だと考えてよいでしょう。
「輸入品でも十分美味しいし、国産にこだわらなくても・・・😒」
と、考える人もいるかもしれません。
でも、輸入品では、アボカドの魅力のほんの一部しか味わえていないとしたら、どうでしょうか?
というのも、私たちが普段食べている輸入品のアボカドは、たくさんあるアボカドの品種のうち「たった1種類」だけなのです。
スーパーに並んでいるアボカドを想像してみてください。
ゴツゴツした、紫黒色の果実が頭に浮かぶのではないでしょうか。
スーパー等で一般に売られているのは、「ハス」という品種のアボカドです。
果皮が厚く輸送に適していることから、この品種が流通のメインを占めています。
しかし、アボカドの品種は「ハス」だけではありません。
「ベーコン」「ピンカートン」「メキシコーラ」など、「ハス」以外にも様々な品種が存在します。色や形、食味も多種多様です。
「もっと色々な品種のアボカドを、旬の状態で味わってみたい!」
と思いませんか?
そこで期待されるのが、国産のアボカドです。
国内では、40品種以上のアボカドが栽培できるそうです。
国産アボカドの発展には、大きな可能性がありそうです。*2
国産品の流通がまだまだ少ないアボカド。
アボカドを選んだ理由その2です。
アボカドの栽培を目指して、現在、書籍で勉強しながら、数種類の苗を育てています。
その様子については、またいずれご紹介しますね!
*1:参照:日本アボカド生産者協会「アボカド生産を取り巻く環境」https://japanavocadogrowers.com
2021年11月26日閲覧
*2:国産アボカドの品種等については、『国産アボカド栽培入門』(ゆす村農園有限会社 東愛理著,2021,イカロス出版)を参照させていただきました